正しく恐れるための楽しい防災!

~ 沿岸部地域 津波災害 ~

こんにちは 半田です!

下田は伊豆半島の最南端ちょい東 ほぼ突端。

金目鯛やムツ、アワビ、サザエを初めとする豊富な魚貝類(近年少しづつ減ってきているけど 泣)と、水質ランクAA(環境省)のビーチが並ぶきれいな海がスゴく自慢!

自分もこの海の近くに住みたくて移住しました。

そう 海が近い…

 となると やっぱり意識しますよね… 地震 津波…

東日本大震災で東北地方は甚大な被害を被り、また昨年元旦に発生した能登半島地震でもその脅威を見せつけられました。

そして 南海トラフ地震の発生確率が高まっている現代 避けてはいけない大事な問題!

でもね、 

大きくて広いすっきりとした空の青にこれまた広大なエメラルドグリーンの海、近くに寄れば底の砂までしっかり見えるどこまでも透明な海水、真っ白い砂浜。雨の日でさえきれいな海。

やっぱり あの海の近くに住みたい!

ならばいざというときに対処できるようにしておけばいいんじゃん!

と、いうことで防災しちゃいましょう(^^)

自分は仲間と一緒に「プロギング下田」を月に一回開催しています。

プロギングとはスウェーデン発祥のごみ拾い(PlockaUpp)とジョギング(Jogging)を合わせたエクササイズ的なもので、みんなで声を掛け合いながら街中をゆる~く走って道端に落ちているゴミを拾っていく活動。笑顔で大きな声でゴミを拾いながら大人も子供もみんなで楽しく健康的にゴミ拾い(^^)

一見フザケタ感じですが実はこの活動、ゴミを拾うこと自体には重点を置いていないんです。

ゴミを捨てる人と拾う人の割合が逆転すればゴミは減るよねって発想で、ゴミを拾っている姿を広く多くの人に見ていただきゴミを捨てるという行為をためらってもらう。そしてゴミ拾いって楽しそうと思ってもらう。

そのために人目に付き、目立つように声を出して、笑顔で楽しくゴミを拾っています。

そんなプロギングで先日、防災活動とのコラボが実現しました。

静岡県ふじのくに防災士、ふじのくに災害ボランティアコーディネーターでもある渡辺恵さんという方が「下田防災クラブIMAGINE」を主宰されていて、下田で子育て世代を中心とした住民の防災意識を啓発する活動をされています。

もし地震、津波となった場合、海に近い平坦地は浸水しやすいであろう。旧町内はもっともその可能性がある。でもそのときに別の避難経路を通って比較的安全な場所までたどり着ければいいよね。

その避難経路の一つを渡辺さんに解説付きで教えていただき、プロギングしながらみんなで通ってみました。

普段通ることのほぼない避難経路は小高い丘、山を通ることから少々エクササイズ感が強めになりますが命を守る大事なルート。災害発生のとき事前に知っているのと知らないのでは大きな差が出ます。それに事前に知っておけば意識を持つことができて気持ちも楽になるはず。

街中でも電信柱に掲げてある住所や海抜高さ表示を意識して見ることや電信柱自体の高さ(約5m)から浸水高さ(深さ)を想定する発想もある。

ハザードマップと見比べてみるとよりいい!

ちょうど、市のハザードマップも今年3月に更新発行されたばかり。地域ごとに分かれているから目当ての地区と買い物をする街中のものも確認してみるのがおすすめ。

また¥100ショップなどでも手に入る普段使いの物を集めた防災ポーチのアイデアなど、身近な防災としてみんなが取り入れていけるようにいろいろわかりやすく教えてもらいました。

他にも、自助、共助、公助それぞれの役割や下田には避難タワーが今はない理由など知って納得!ってことがたくさん。

渡辺さんは「正しく恐れることが大事!」と言っていました。

そのために普段から身近な物から意識すること、どういうことか、どうしてなのかを知ることから始めればいいのかなとおもいます。

地域の防災訓練も年2回行われていますので、そちらへのご参加も有効です。

こういったことは継続していくことが大事!

プロギングも防災も継続していくことでよりいい方向へ傾向へ向かって備わるものかと思います。

走って歩いて声だして健康になって、ゴミも少なくなり、その上いざというときに身を守れる! で、楽しい\(^^)/

まずは気負わず ぜひご参加を~