老若男女が支持するスイーツ!?下田の定番「牛乳あんパン」のお店がお引っ越し
”あんこ”は”粒あん派”、移住歴もうすぐ4年のアサダです。
あんこと言えば、我が家では収穫した餅米を年末に(マシンが)撞きあげ、家族で頂くのですが、自分たちで育てて収穫し、(マシンが)撞いた出来立てのお餅は、平凡な表現ですが最高に美味しい!そして、やっぱり粒あんで頂くのが至極だなと思うのです。
さて、下田への移住に興味を持つ皆さんは、旅行や体験移住で下田を訪れる機会もあるかと思います。
今回は”定番土産”の名物スイーツ「ハリスさんの牛乳あんパン」と、それを手がける「平井製菓」の移転の話題です。

「平井製菓」は下田の老舗和菓子店の一つで、看板商品はなんといっても「牛乳あんぱん」!(下田出身の方たちは「いやいや、あんぱんじゃなくて”天城路”だろ」と言います。そちらは創業当時からあるお菓子らしく間違いなく看板)
幕末の頃、下田で初代米国総領事の任につき、”開国”の役割を担った「タウンゼント・ハリス」が、当時の日本では考えられなかった”牛の乳”を飲み物として要求し、「日本の牛乳発祥の地」となった歴史になぞらえたスイーツ「牛乳あんぱん」は、牛乳が練り込まれたパン生地の中に、和菓子屋さんお得意のアンコとフレッシュバターがたっぷりと詰まっています。
“じゃらん”の「全国発売してほしいご当地パンランキング」で第1位に輝いたこともあり、観光誌には必掲!
地元民も、友人への差し入れや出張時の手土産にしています♪
写真は”牛乳あんパン”と、季節限定の”桜あんパン”



そんな”牛乳あんパンの平井製菓”が、2月14日のバレンタインに新店舗へ移転しました!
移転前は干物屋などが密集する、伊豆急下田駅南側の旧町内エリアに店舗がありました。(私が移住してきた当初は駅近に小さな店舗がもう一軒ありましたが、ご当地ランキングの話題が上がった辺りから店を閉め、気付けば違う店に変わっていたように記憶しています。)
創業当時から続く店舗からの移転について、社長にお話を伺ったところ、「店舗専用の駐車場がないことで路上駐車なども多く…」と、ご苦労話を聞きました。
新店舗は伊豆急下田駅の北側(線路西側)で、元々あった自社製造工場に併設、なんと新築!
駐車場は店舗前に8台完備!すごいぜ平井製菓!

店舗内も前店舗と比べると広々と感じます。写真は2月14日のオープン初日の様子。


所狭しと並べられた祝い花の間に、ひっそりと”65年前の餅つき機”が置かれていました。


この日は混雑などの影響で置かれていませんでしたが、店舗内には”イートインスペース”も用意されていて、今後はお茶とお菓子を楽しむことが出来るようになる予定だということです。
社長さんは、「出来立てのあんぱんは格別!工場併設を活かして出来立てを味わって欲しいと思った。」と話していました。
実はオープン記念価格でお手頃だったので、埼玉の実家へのお土産を含めてあんぱん12個を大人買いしました。
その足でそのまま実家に持ち帰ったので、工場直送!家族も喜んでくれました♪

移住してからも、年月を経て様々な地元グルメと巡り合います。
移住を検討されている皆様も、ぜひ下田の味を楽しんでくださいね♪

2021年に移住。相談窓口や支援制度を使いました。サポーター若手代表のつもりでしたが、最近30代に突入してしまいました…涙 下田出身の妻と娘の3人家族です!