下田で働く未来について、下中生と倉庫トーク

こんにちは!下田市でコーヒー焙煎所を営む石井です。
先日、下田中学校の課外活動の一環で、『下田で働くこと』について下中生とお話しする機会がありました。
下田へ移住を検討されている方にとっても、気になるテーマではないでしょうか?
今回は、その課外活動での下中生との対話についてご紹介します。

下田市内唯一!下田中学校

下田中学校は、元々市内に合った4中学校が統合されてできた中学校です。
2023年現時点では、下田市内に唯一ある中学校です。私の子供が通う保育園の近隣にあるため、
保育園の送り迎えの際、登下校時の学生さんをよく目にします。人数が増え、中学校全体が活気づいた印象です。
遠いエリアからもバスで頑張って通われている学生さんを見ると応援したくなります。

WITH A TREEの倉庫で下田中学校生徒とトーク!

今回参加させていただいた課外活動は、下田市内で働く事業者さん達を下田中学校の一年生が訪問し、
学生さんが疑問に思うことを対話形式で質問するといった内容でした。農業、漁業、観光業、起業等・・・仕事の業種ごとに班分けし、学生さん自身が興味を持った分野で働く事業者さんを訪れるといった形式でした。
私は、2022年に下田市内でコーヒー焙煎業を開業し、下田市内の飲食店等にコーヒー豆を卸したり、地元の方に販売したりと事業を行っていたため、下田市で起業した事業者の一人として、お声がけいただきました。

今回、私と一緒に「WITH A TREE」さんも事業者として参加されました。
「WITH A TREE」は、2023年に新しく開いたシェアオフィスです。シェアオフィスという枠を超え、地域の方が交流できる様々なイベントを開催されています。今後、下田で暮らす方、事業者さん、学生さん、下田に来訪した方、誰でもフラッと立ち寄って新しいことを創造できるような場所に育っていくと思います。
今回は、そんな創造の場所・WITH A TREEの倉庫で下中生とお話しすることができました。

下田中学校の生徒と対話して

今回、学生さんが大人に質問するという形式ではありましたが、『下田に足りないものって何?』といった考えさせららる質問もあり、学生さんと一緒に下田の未来を考える時間となりました。

そんな中で一番感じたことは、下田の10年後は今よりもっと仕事の仕方やコミュニケーションの取り方がフレキシブルになり、可能性が広がっているだろうなということ。

学生さんたちは1人1人タブレットを持参し、メモを撮ったり、写真を撮ったり、全て各自のタブレットで行っていました。メモ帳とシャープペンでメモを取る姿はなく、タブレットにタップしていく姿が新鮮でした。ほんの2〜3年前まではそんな光景は目にしたことがありませんでしたが、タブレット学習一つとっても、時代の進化を感じました。

下田にいながら、タブレット越しで海外の学生と交流することも近い未来に実現するんだろうなと思い、今の子ども達が羨ましくなりました。

今10代の学生さんたちの多くは、一度は県外の学校や会社に入り、下田を離れると思いますが、10年後、20年後、や下田に戻りたいと思ってもらえるような環境づくりが大切だと感じました。

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