“あたらしい”
はじめまして!
この春から”あたらしく”移住サポーターとなりました「アサダ」です
まずは簡単に自己紹介を
ビートたけしがバイク事故を起こした1994年、埼玉に爆誕した僕が下田に移住してきたのは、昨年(2021年)の春のことです。東京や埼玉でイベント関係の仕事をしていた僕ですが、コロナ禍で生活感が様変わりしていく中、生活環境を全く”あたらしい”ものに変えてみるのもアリかなと思い、行く行くは移り住む予定でいた妻の地元・静岡県下田市に、その時期を早める形で移住してきました
下田での仕事や住居が決まり、移住準備が整っていくにつれ、下田での”あたらしい”暮らしにワクワクが増していった当時の事を、今でも鮮明に思い出せます。特にマリンスポーツや釣りを趣味にしているわけでも無いのですが、生粋の海無し県民。隠し通すことが出来ない、海への憧れが有ったのかも…。
さて、ひとまずこのブログに関しては、「こんな人が居るんだな」と、読む人が感じてくれたら、それで良いかなという思いで書き進めたいと思います。(真面目にブログ更新されている人に怒られてしまいそうです 汗)
ちなみに、ブログを書くのは人生で初めてで、某ソーシャルメディアに「〜なう」などと一言だけ呟いてばかりだった僕にとって、しっかりと今の生活を振り返って文章を書く…という行為にも、”あたらしさ”も感じています。
昔ながらも”あたらしい”
話は変わりますが、先日、こちら記事の事で友人達と話が盛り上がりました。
要約すると「2021年、ストリーミング大国・アメリカで、CD売り上げが17年ぶりに増加。物を所有する事が”新体験”と捉えられ始め、若い世代から「新しい音楽体験」としてウケている」というものです。
目に見えない”データ”での所有や、サブスクと言ったサービスが増える中、CDという物体を所有する事に”あたらしさ”を感じる…ということで、学生の頃は毎週近所のCDショップやレンタル店に出向き、ランキングや店の目立つ場所で売り出し中の新譜をチェックしていた僕にとっては、想像も出来なかった不思議な感覚です。そもそも、「店に並んでいるCDを手に取る」や「破きにくいビニール梱包を必死に剥がす」「ディスクをセットして歌詞カードをめくる」…という行為も、今のティーンズなどには「体験」で、”あたらしいこと”で、特別な感じがするのでしょう。
実際、日本も例外ではなくレコードの売上が増加している他、出版業界も人々の所有欲の高まりに応じて商品をどんどん豪華にしていますね。
何でも比較的簡単に手に入る時代になってきたからこそ、所有欲や体験欲が増えてきているのかも知れません。
昔ながらの事が、1周回って”あたらしく”なってしまった。
下田には”あたらしい”がいっぱい
「今までの自分の生活や経験からは、考えられなかったこと」は、”あたらしいこと””あたらしいもの”として、人々は捉えるのだろう…と、僕は考えています。
僕がやってきた下田には、”あたらしい”がいっぱいです。
辺りを見渡せば、緑のグラデーションが美しい山々、四季に合わせて咲く様々な草花、澄み渡った広い青空にゆったりと飛ぶ鳥たち、きらきらとせせらぐ川、そして透き通るような青い海と白い砂浜。
鉢植えを使ったベランダ菜園ではなく、山に山菜や筍を取りに行ったり、田園風景を前に七輪で干物を焼いたり、海を眺めながらビックマックを食べてみたり。。。
街を歩いていると、「この前もスーパーで会いましたね!」と、元気に挨拶をしてくれる小学生にも会うことが出来ます。
いくつかの事は、少し前の日本や、田舎に暮らす人々にとっては当たり前のことなのかも知れませんが、僕は”あたらしいこと”として、いちいち感動して、大事に大切に感じ続けていきたいと思います。
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な〜んて、カッコいいこと言ってるけど、”変わらないもの”が僕の日常を支えているのは事実。日々、昔からフォローしている人たちで溢れているタイムラインを適当にスクロールしたり、ネットでアニメ・漫画を見たりして安心しています。
ブログを書くっていう”あたらしい”任務、大仕事を終えて疲れたんで、「長文書いたった」とだけ呟いた後にしばらくスクロールしたら、ウマ娘育成しながら無料漫画でも漁って、労をねぎらおう。ほんとに場所を選ばない、なんていい時代なんだ。
移住時には相談窓口や支援制度を使いました。サポーター若手代表のつもりでしたが、今年で30代に突入してしまいました…涙