みかんで感じる季節の移ろい
静岡県は全国で有数のみかん産地。伊豆半島でも温暖な気候を活かし、たくさんの生産者さんが各地でみかん栽培をしています。
下田のスーパーや農協、道の駅ではたくさんの種類のみかんが並んでいます。みかんの種類により収穫時期が異なりますので、冬から初夏にかけ、ラインナップが変わります。お店に並ぶみかんの種類で季節を感じることもできます。
下田の看板娘「ニューサマーオレンジ」
伊豆では様々な種類のみかんを楽しめますが、伊豆の特産品として有名なのが「ニューサマーオレンジ」。「ニューサマーオレンジ」は柚子が突然変異して実生した宮崎県が発祥の柑橘です。宮崎では「日向夏」、高知では「土佐小夏」と呼ばれています。つるりとした表皮に淡い黄色い、清々しい香り、程よい酸味と甘み。見た目も香りも味も爽やかで初夏を感じさせます。初めて名前を聞いたときは、新しい品種だと思い込んでいましたが、伊豆で栽培が始まったのは、なんと100年前。大正時代から土地に根付き、大切に育てられてきたみかんなのです。
じぃじと孫のみかんづくり
我が家でも数年前から祖父がみかん栽培を始めました。温州みかん、甘夏、デコポン、文旦、ポンカン、八朔、はるみ、ネーブル、ニューサマーオレンジ、夏みかん(甘夏やハッサクの原種)、レモン、金柑と12種類の柑橘を育てています。2歳になる息子も柑橘類が大好きで、「カンカン、カンカン」言いながら、みかん畑で収穫のお手伝いをしています。下田の特産品である「ニューサマーオレンジ」も育てていますが、甘みがあり野生の鳥や動物たちも大好物のようで、せっかく実っても、油断すると収穫前にスッカラカンになってしまいます。。写真は2月に収穫した甘夏。甘夏は毎年1~2月頃に収穫しますが、収穫したては酸味が強いので追熟させ、3~5月頃まで楽しみます。
2月にじぃじのみかん畑であまなつを収穫しました
祖父のみかん畑で収穫のお手伝い。毎年の恒例行事になりそうです。
じぃじの甘夏で自家製マーマレードづくり
採れたての甘夏はそのまま食べるには酸味が強いですが、加工すれば美味しくいただけます。甘夏マーマレードに甘夏ゼリー、余った皮は甘夏ピールと余すところなく美味しくいただきました。
お菓子作りは収穫からスタート、田舎暮らしの醍醐味です。
我が家のみかん畑に新たな仲間が加わりました!
既に12種類の柑橘を育てていますが、今年の春、我が家のみかん畑に「黄金柑」と「せとか」が加わりました。ちゃんと育てば3~5年くらいで実ります。実がなるのはまだまだ先ですが、息子の成長とともにみかんが育つのが楽しみです。
息子と同じ年のせとか&黄金柑の苗木を植えました。
今回は下田の特産品であるニューサマーオレンジや我が家のみかんづくりについて紹介しましたが、下田には他にもたくさんの農作物が生産されています。下田に住んで感じたことは生産者と消費者の距離が近いこと。○○さんのミカン、○○農園のイチゴとどこで誰が育てた農作物なのか分かると食の楽しみも深まります。下田への移住を検討されている方も、そうでない方も、下田へ訪れた際には是非、地物野菜や果物を味わってください。
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