東海バス 交通系ICカードサービス開始

こんばんは。

移住サポーター 土屋尊司です。(温泉民宿 勝五郎

ついに来た! 東海バスの交通系ICカードサービス!!

ホテル伊豆急前(レスポ白浜バス停)

都会に住んでいる人たちには「あり得ない!?」と思われるかもしれませんが、東海バスでは今まで交通系ICカードが使えませんでした。下田を含め伊豆半島の交通網の要ではありますが、乗車時に整理券を取り、降車時に現金払いが当たり前。そんなバス事情でしたが、これからは自分も含め利用者のみなさんにも快適に利用してもらえそうです!3/30よりサービス開始しています。

個人的にバスをよく利用したのは福岡に住んでいる時。福岡は京都と同じようにかなりのバスが往来しています。かれこれ10年前になりますが、その頃ちょうど電車やバスで交通系ICカードの相互利用が可能になりました。当時の西鉄バス(福岡)はnimocaという ICカードのみだったんですが、suicaやPASMOなど全国のカードが使えるようになり、僕は大阪から転勤したのでICOCA(イコカ)という関西らしいネーミングのカードを利用していました。

都会では10年前には実用化していた相互利用サービスもさることながら、そもそもICカード自体が使えない・・・それが下田の現状でした。利用者も減り、導入費用も事業者持ち。導入するメリットも少なかったと聞きます。ですので、今回のサービス利用開始は本当にすごいことなんです。東海バスさまさまです!

東海バスの車窓から

そんな東海バスを一番利用したのは中学生の時。当時国道沿いの歩道がしっかり整備されていなかったので、中学では自転車通学ができず、白浜の人はバス通学が義務付けられていました。夏の繁忙期だけは本当に大変。中学最寄りのバス停で待っていると下田駅から乗ってきた観光客の人ですでにほぼ満員、そこからさらに隙間を埋めるように中学生が乗り込みます。夏だけは都会の通勤電車のような状態を経験できます。

白浜に近づきバスから見える海の景色に対して、観光客の歓声!少し誇らしかったのを覚えています。笑

白浜海岸手前(板見バス停〜白浜海岸バス停間)

東海バスでのちょっといい話

サラリーマン時代に帰省した時、下田駅から実家の最寄り駅まで東海バスを利用しました。降車時に財布を見るとまさかの1万円のみ。バスの中の両替機では1000円札しか両替できず、運転手さんも両替ができなかったその時・・・一番前に座っていたおばちゃんが「あたしが払ってあげるから降りな」と男前な言葉を!(女性ですが。)おばちゃんにお礼を言ってバスを降りることができ、バスも立ち往生せず出発できました。実家に帰ってその話をしたところ、祖母に「なんで名前を聞かなかったの!」と言われてしまいました。挨拶以外ちゃんとお礼ができませんでしたが、今でも感謝しています。

勝五郎には2台の東海バス(トミカ)

これからも快適なバスの運行をお願いいたします!

東海バス: https://www.tokaibus.jp

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温泉民宿 勝五郎 土屋尊司 / http://www.katsugoro.com

趣味のイラスト TUTi / https://www.instagram.com/tuti_1983/

2018年に描いた東海バス