下田の図書館
こんにちは。下田移住サポーターの蛭田です。 今回は下田市の市立図書館についてお話します。

正直、移住して初めて入館した際にはとても驚きました。 なかなかの古さと狭さです。小説が並ぶ書架と書架の間に一本どーんと柱があり、先へ進めない。なのでぐるりとまわらないと読みたい作家の棚にたどりつけません。女子トイレの個室は2個中1個はずーっと使用不可で図書館に行く前にはトイレを済ませておくのが必須です。
そんな感じだからか、私の周りで下田の図書館に行くという人はとても少ないように思えます。
でも!実は毎月の新刊図書がとても充実しています。
(利用者が少ないので、新刊もすぐに借りることができますwww)
もちろん下田市の歴史や史跡に関する本も充実しているので、移住してすぐに歴史を調べることもできます。でもどの本もかなり年期が入っています。
その図書館に移転計画が持ち上がっています!!
市によりますと「1975年落成で、完成から半世紀経過し老朽化した図書館を、図書館と公民館機能を併せ持ち、地域の文化活動をつくり出す施設とする」ということです。完成時期は未定ですが、これから市民向けシンポジウムやワークショップを開催し、図書館の在り方を検討していくそう。
なんともわくわくする計画です♪

下田市には絵本作家の鈴木まもるさんがいらっしゃいます。その鈴木さんがこんな図書館になったらいいな、という絵を描いてくださっています。こどもコーナーには広い読み聞かせスペース、新聞コーナーでくつろぐご老人、3階にはなんと自習室まで!下田では学生が自習する場所がないといわれているのでGOODです!ギャラリーやワークショップ室もあり、開放的で、どんな世代の人でも気軽に集まれるスペース。本当に、こんな素敵な図書館になってくれたらいいですよね。
下田市は、川端康成の「伊豆の踊子」をはじめ多くの文学作品の舞台となり、作家三島由紀夫、種田山頭火、山本周五郎、 幸田露伴などが執筆のために滞在した街です。文学の町としての下田も注目です。 下田市民も移住をお考えの方も下田市立図書館で本を借りて、海辺で読書などいかかでしょう!

のんびりと暮らすつもりが遊びで忙しいです!