下田保育所が閉園しました

こんにちは。サポーターのアサダです。
ケーブルテレビ局勤務で記者・カメラマンをしています。

先月末、“下田保育所”で<最後の卒園式>と<閉園式>が行われました。

下田保育所は平成元年生まれの公立保育施設で、当時の「第一保育所」と「第二保育所」が統合する形で誕生したそうです。

閉園理由は<<<津波から子供達を安全に避難させることが難しいから>>>

園から高台の避難場所まで向かうのに、園の所在地よりも危険な場所を通過しなければいけなかったり、
能登半島地震でも起こったそうですが、地面の隆起などで道路が凸凹になってしまったり、倒木や倒壊が至る所で発生する可能性があり、
低年齢児をバギーに乗せての避難が困難になると予想されます。

近年では共働きが増え、0歳や1歳などの低年齢から保育園を利用する家族も増えています。
また、園から徒歩1分程度の距離に“教育委員会”があり、有事の際には教育委員会の職員がフォローに回る段取りになっていましたが、
この教育委員会が今年5月以降には市役所新庁舎に移転してしまう事も、理由の一つという事です。

そもそも人口減少の波もあり、利用者が減少していたことから、
同じく公立の「“下田認定こども園”と統合可能である」との判断で、急ピッチで園終いが進められていました。

今回の統合で、市内の認可保育施設は、公立1園・市立1園(+1分園)となりました。過去の私の投稿もご参照下さい。

市民の安全確保が見直されることは、とても良いことです。
私も移住する前は、<伊豆=海の近く=台風や津波が心配>と考えていましたが、津波被害が心配されている地域の対策は、海なし県では考えられないほどしっかりしたものだと感じています。
下田保育所の統合先である下田認定こども園は、長い坂を登った高台集落地にあり、お隣は県の防災局、道路向かいは市内でも最大規模の避難所となる“下田中学校”です。

さて、私アサダも、下田保育所の<最後の卒園式>と<閉園式>に、お仕事でお邪魔してきました。

ランドマーク的存在の「ぞうさん滑り台」

園庭遊具の一部は、稲梓地区で整備が進められている新たな公園広場に移設されるとのこと。

月に2〜3回は訪れていた場所なのに、この日が最後だと思うと、切り取った全ての景色が寂しく感じてしまいます。

たくさんの親子や保育士の思い出が詰まった園舎ともお別れ。

私も下田のカメラマンになってから、子供達の笑顔をたくさん撮影させてもらい、成長を間近で見させていただきました。

そんな下田保育所とのおわかれムービー制作の機会をいただき、「閉園式」で上映してもらいました。
園で撮影してきた写真と、弊社が撮影してきた映像を組み合わせたショートフィルム。これまでの感謝を込めました。

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